ココ・アヴァン・シャネル

公式サイトは↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/

ヨーロッパ映画、特にフランス映画は時々無性に観たくなります。
起承転結のはっきりしない感じとか、えっここで終わるのてきな締め方とか…
ハリウッド映画では決して味わえない醍醐味がたまりません。

この映画もそういう映画でした。
最近不足していた”フランス映画分”を補充できて、満足です。

ブランドとしてのシャネルには全く興味がありません。
てか貧乏人の私なんかあっちからお断りでしょ（笑）
でも、この映画に出てくるシャネルの帽子や服は、本当に美しかったです。

シャネルの生き方は泥まみれかもしんない。
生み出すものはうつくしくても。
ボーイとの恋は泥まみれの中、たった3日しか咲かない蓮の花みたいでした。
ものを創り出し、世に出て行くひとは恋も喜びも悲しみも泥の中に蓄えて育って行くのかもしれません。
地下茎のように。